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高知県、高知市、矯正歯科、歯列矯正、歯並び矯正、見えない矯正治療、目立たない矯正治療、八重歯、受け口、出っ歯

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矯正治療について

矯正治療と予防、見た目はもちろん歯の健康につながる矯正治療を目指しています

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矯正治療の目的

ひろせ矯正歯科のコンセプト

「明眸皓歯(めいぼうこうし)」という言葉をご存知ですか?

「眸(ぼう)」とは瞳(ひとみ)、「皓(こう)」とは白くきれいなこと。
「明るく澄んだ瞳」と「白く美しい歯」という意味で昔から美人を形容する言葉として知られています。
美人であったけれども悲しい死を遂げた楊貴妃(ようきひ)を忍んで、唐の詩人杜甫(とほ)が作った詩の中の言葉で、元は楊貴妃の美貌(びぼう)を形容した言葉だと言われています。

当院を受診される方は歯並びや咬み合わせが気になって来院されます。もちろん「健康に良くない」と心配されてという方もいらっしゃいますが、圧倒的に「見た目が気になる」「見た目を良くしたい」ということが受診理由の第一です。

それは悪いことではありません。矯正治療のもっと大きな役割は間違いなく「見た目を良くすること」です。歯を削ってさし歯など人工の歯で見た目を良くする治療(専門的には補綴治療と言います)と違って、歯を動かしていくことで「歯を削ることなく自分の歯で見た目に美しい歯並びにできる」矯正治療という技術は最高に素晴らしい大切な治療技術なのです。

「きれいな歯と美しい歯並び」が美人の形容詞として用いられたように、歯並びの善し悪しはお顔の印象を大きく左右します。歯並びが良くなれば見た目の印象も良くなりますが、セルフイメージ(ご自身のご自身に対するお気持ち)も良くなることで気持ちも前向きになります。

相談に来られる方の中には「見た目は悪くても健康に影響がなければしなくても良いかな?」と矯正治療をに消極的な方もいらっしゃいます。確かに見た目を良くしたから病気(虫歯や歯周病)にならなくなるということではありませんが、歯並びが良くなることは、プラーク(歯の汚れ)も付き難くなりますし、驚くほど歯みがきもし易くなり、矯正治療による環境の改善は歯の健康を維持していく上で大きなプラスになることは間違いありません。

矯正治療の効果

1.しっかり咬めるようになります
「食べることがこんなに楽しくて食べ物がおいしいとは知らなかった」とお話ししてくれた患者さんもいました。
2.顎関節症になりにくくなります
顎関節症の原因は「悪い歯並び・かみ合わせ」だけではありませんが、顎関節や咀嚼筋などと調和のとれた咬み合わせは大切です。
3.頭痛や肩こりなどの症状が軽減することもあります
頭痛や肩こりの改善のために矯正治療をすることはありませんが、矯正治療後に「肩こりが良くなった」「腰痛が改善された」「腱鞘炎が改善した」など「身体の具合が良くなった」とおっしゃる方は結構多くいらっしゃいます。中には「マッサージ機がいらなくなったんです」と言われた方もいらっしゃいました。
4.発音がしやすくなります
発音に歯並びが影響している場合もあります。
5.口呼吸が改善されます
口呼吸はもちろんアレルギー性鼻炎など鼻の病気が原因の場合はありますが、鼻の病気がなくても唇が閉じれないような歯並び・咬み合わせになっていれば鼻呼吸ができず口呼吸になってしまいます。口呼吸は不正咬合や虫歯、歯周病になり易いだけではなく、口臭の原因になったり、喘息(アトピー)、睡眠時無呼吸症候群、免疫機能の低下など様々な弊害を起こすと言われています。

矯正治療の結果

どんな歯並びでも治療は可能です。
ただ状態によって治療法は異なります。そのため、一人一人十分に治療法の検討をして治療計画を作成します。計画に沿った適切な治療を行なうことで必ず満足できる結果が得られます。

歯並びの種類

歯並びは人によってそれぞれ違っていて同じ歯並びの人はいませんが、大きく分けるといくつかのタイプに分けることができます。
乱杭や叢生など、主に歯並びが悪いだけの場合に比べると、上顎前突(出っ歯)、下顔前突(受け口)、開咬、顎偏位、過蓋咬合(咬み合せが深すぎる)など咬み合せが悪い場合の方が治療は難しくなります。
咬み合わせは骨格と関係があり、骨格が悪いほど治療は難しくなりますが、骨格の状態はレントゲンで確認できます。

実際にはどんな歯並び・咬み合わせがあるのでしょうか?

骨格が悪いということはどういうことでしょうか?

骨格が悪ければ悪いほど治療は難しくなります

抜歯・非抜歯について

矯正治療の相談で、お口の中を診せて頂いたり状況をお聞きしたりする前に「できれば抜歯をしたくないのですが」と言われる方がいます。そのお気持ちはよくわかります。「できれば抜歯をしたくない(非抜歯で)」と思われるのはごくあたりまえの感覚です。私たちもできれば抜歯をしないで治してあげたいと思っていますし、基本的には非抜歯で治療を考えるのですが、どうしても非抜歯では治せないとか良い結果が得られないような場合があるのです。歯や顎を拡げることで非抜歯でも歯並びを治せる場合もありますがそれにも限界があります。あまりにも歯と顎の大きさに不調和がある場合は無理がありますし、無理して治したことで前歯がより前突し口元のバランスを悪くしてしまうこともあります。さらに歯並び以外にも咬み合わせや(お口が閉じにくいなど)口元に問題のあるような場合にはより非抜歯での改善には限界があります。矯正治療はただ歯並びを治すことだけが目標ではありません。上下の歯をしっかりと咬み合わせることやお口が閉じやすく見た目も美しいい位置に前歯を揃えていくことも大切な目標なのです。歯並びや咬み合わせや顏貌などは一人一人みんなそれぞれ違っています。そのため「非抜歯が可能なケース」「非抜歯で治せなくはないが結果が良くないケース」「非抜歯では治せないケース」が出てくるのです。抜歯で治療するか非抜歯で治療していくのかは、状況とどこをどう治したいかという患者さんのご希望によって決まってくるのです。当院では患者さんのご希望を十分に伺った上で、患者さんに満足していただけるためにはどちらの対応が良いのかをアドバイスしながら、最終的には患者さんに決めていただけるように心がけています。

矯正装置(器具)について

矯正器具は矯正治療の長い歴史の中で多くの器具が開発されてきました。あまりにも多すぎてここでその全てを紹介することはできません。歯並びや咬み合わせを部分的に改善するためのものや全体に治すためのもの、主に子供に用いるものや大人の治療に使うもの、取り外せるものとそうでないもの、歯を動かすものや顎の成長をコントロールするものなど、目的や使用方法によって様々なものがあります。矯正装置(器具)の選択に関しては、見た目も気になると思いますが矯正器具はあくまでも歯並びや咬み合わせを治すための道具です。基本的には、治療するDr. の判断を優先して決めていただきたいと思います。

>> 詳しくは「子供の矯正治療」ページへ

>> 詳しくは「大人の矯正治療」ページへ

矯正治療とお口のケア

矯正治療を受けるにあたっては矯正治療の器具に目がいきがちですが、他にも気をつけていただきたいことがあります。それはお口のケアです。お口のケアが悪いと矯正治療中に歯肉に炎症が起きます。炎症で歯肉が腫れた(歯肉炎)状態では歯の移動は病的な移動になりがちで、生理的かつ効率的な移動が起きにくいために矯正治療の結果や治療期間にも影響が出ます。さらにお口のケアが悪いと歯並びはきれいになっても器具の周りが虫歯になることもあります。そんなことにでもなれば見た目だけでなく健康のためも考えて受けた矯正治療が本末転倒の結果になってしまいます。このように矯正治療は器具選びも大切ですが、それと同じかそれ以上にお口のケアも大切なのです。お口が健康であればあるほど歯並びはうまく治っていってくれます。矯正治療の成功はお口のケアにかかっていると言っても言い過ぎではありません。矯正治療中に正しいセルフケアが身につけば、虫歯も歯肉炎もないきれいな歯並びを手にいれることができます。矯正治療を受けるなら、これを機会に矯正治療中にセルフケアを体験学習しセルフケアの能力を高めて欲しいと思います。私たちがサポートします。
 

>> 詳しくは「長持ち矯正治療」ページへ

>> 詳しくは「歯科衛生士の役割」ページへ

保定装置について(後戻りとメインテナンス)

矯正治療を受けて一度はきれいになった歯並び・咬み合わせが、変化して悪くなっていくことを「後戻り」と呼んでいます。治療後早い時期に起きてくることもありますし、かなり時間が経ってから起きてくることもあります。後戻りの要因としては下記のように様々なことが考えられてきましたが、これをしておけば大丈夫「絶対後戻りしない」という決定的な要因は見つかっていません。

  • 成長期などできるだけ早い時期から治療する方が良い
  • むしろ永久歯がそろい顎の成長も終わってからの方が良い
  • 治療には時間をかけた方が良い
  • 舌の癖や姿勢などに気をつける
  • 歯列を拡げすぎない方が良い
  • 非抜歯で治療した方が良い
  • 親知らずは抜歯した方が良い

 

そのため、矯正治療後には必ず保定装置(リテーナー)を使用していただきます。一般的には2~3年、最初の一年は原則終日使用していただきますが、その後は夜間(就寝時)のみの使用となります。問題はこの保定期間です。保定装置を止めることを心配される方がいます。確かに保定装置をしている間は後戻りは起き難いことは事実ですが、どんなに長く続けても止めた後絶対に後戻りをしなくなるということは約束されません。
私たちの歯は、食事だけでなくスポーツや物を持ち上げる時や夜間の歯ぎしりや食いしばりなど常に力を受けています。生涯にわたって歯は移動する可能性があります。それでも多くの場合、大きく移動しないのは咬み合わせのバランスが良いことと歯ぐきが健康だからです。咬み合わせのバランスが悪い上に、歯ぐきが弱くなればわずかな力でも歯は動いてしまいます。
せっかく矯正治療できれいになった歯並びを長期にわたって安定させるには、矯正治療後も可能な限り長期に患者さんに寄り添い、常に「歯にかかる力と歯ぐきの炎症」をコントロールし続けてあげること以外に方法はないのです。

具体的には、患者さんご本人の「セルフケア」と矯正歯科医による歯にかかる力(咬み合わせ)のチェックと歯科衛生士による「プロフェッショナルケア」にかかっています。
幸い多くの方に10年20年と矯正治療後のメインテナンスに来ていただいていますが、虫歯や歯周病で治療を受ける機会も少なく、歯並び・咬み合わせの安定も予想以上に良好です。

実は「ご自身の健康な歯ぐき」こそ長期にわたる保定装置だったのです。
治療後に使用する保定装置を人工的な保定装置(Artificial Retainer)だとすれば、健康な歯ぐきは自然の保定装置(Natural Retainer)と言えます。

このように後戻りを最小限にする方法は意外なところにありました。それは「虫歯や歯周病にしない」「虫歯や歯周病になってもお口の環境を改善する努力でできるだけ進行を遅らせる」「なるべく治療を受ける機会を少なくする」など、虫歯や歯周病予防となんら変わることはなく、正しいセルフケア(歯みがき習慣や食生活習慣)を身につけ実行していくことだったのです。

ご自身の健康な歯ぐきこそ長期にわたる自然の保定装置だったのです

私たちからのメッセージ

せっかくきれいになった歯並びを悪くしないために、可能な範囲で「プラークコントロールのチェックと咬み合わせのチェック」に来院して頂けたら私たちも安心です。また時にはプロフェッショナルケアも受けていただければ、きっとより健康であることの快適さを実感していただけると思います。是非いつまでも快適なお口の健康を楽しんで下さい。

>> 詳しくは「長持ち矯正治療」ページへ

>> 詳しくは「患者さんのページ」へ

>> 詳しくは「コンセプト」ページへ

>> 詳しくは「歯科衛生士の役割」ページへ

高度な矯正治療

唇顎口蓋裂の矯正治療について

「唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)」という名前をご存知でしょうか?これは通常であればくっついていなければならない上唇や上顎が離れている状態で産まれてくる先天性異常のことを言います。500人に1人の割合で産まれてくると言われています。哺乳や授乳の問題、言葉の問題のほか不正咬合による咀しゃく障害など対応には多くの専門医療スタッフによる連携治療が必要とされます。私たちが担当する歯並びや咬み合わせの矯正治療でも、一般の不正咬合の方の治療と比べると困難が伴いますが、近年の治療技術の進歩によりかなりの改善が可能になってきました。当院もかなりの治療実績がありますので安心してご相談下さい。

外科的矯正治療について

上あご(上顎骨)または下あご(下顎骨)あるいはその両方の大きさや形、位置などの異常により顔面の変形と咬み合わせの異常を起こしている状態を顎変形症といいます。下記のように症状はさまざまで軽度のものなら矯正治療のみで改善できる場合もありますが、中等度から重度となると矯正治療だけでは改善ができない場合があります。そのような場合は矯正治療と顎矯正手術(顎の骨を移動する手術)を併用することで改善を図る場合があります。この治療は矯正治療も行なうことで顔貌だけでなく咬み合わせも治していくため美容外科とは異なり外科的矯正治療と呼ばれています。また最近では外科的矯正治療による睡眠時無呼吸障害に対しての改善例も報告されています。手術は全身麻酔下で行ないますが口の中から行なうため顔に傷が残るようなことはありません。手術は口腔外科や形成外科で行なわれますが当院の場合は高知医療センター歯科口腔外科と連携して行なっています。

  • 上顎前突症
  • 下顎前突症
  • 開咬症
  • 上下顎非対症
  • 下顎非対症
  • 下顎後退症(小下顎症)